「蔵屋敷」マスターのひとり旅  「八溝山」 2005/08/15 (02)

日本名水八溝川湧水群

金性水(きんしょうすい) ↑↓

日本名水八溝川湧水群
--- 大子町 ---

 霊峰八溝山は、茨城県久慈郡大子町の北端に位置し、茨城、栃木、福島の3県にまたがり、標高1,022mで、県内最高峰である。
 八溝山中の湧水群は、古来「三水」とも「五水」とも呼ばれ、「五水」とは「金性水(きんしょうすい)」「鉄水(てっすい)」「龍毛水(りゅうもうすい)」「白毛水(はくもうすい)」「銀性水(ぎんしょうすい)」をいい、いずれも徳川光圀公が命名し、光圀公は、特に「金性水」を賞美したと伝えられている。
 湧水群の水は、集まって沢となり、久慈川の支流である八溝川の源流となる。沢には日本特有のムカシトンボの幼虫が生息し、その成虫の数は北関東一であると言われている。
 また、沢の清冽な水を利用して、八溝わさびの栽培が行われている。
 この「五水」は昭和60年環境庁の「日本名水100選」に選ばれました。 


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